同窓会長挨拶

愛知県立春日井高等学校
同窓会 会長
山本 俊和
令和元年 春日井高校同窓会55周年にむけて

新元号「令和」元年、新天皇が即位されたことをみなさまと迎えられたことは誠におめでたく、心よりお慶び申し上げます。

さて、みなさまご存知のように天皇陛下の退位と新元号が事前発表され、これまでにない形で認知されました。
新元号の「令和」という言葉は、日本古来の歌集「万葉集」の「梅花の歌」の序文に由来するそうです。
その句にある「令月」と「気淑風和」にこめられた意味が「うららかな春の日のような平和な時」であることは、新しい時代にふさわしいといえます。

これまで「建武の新政」「明治維新」など歴史の転換点や重大なできごとは、元号に絡めた名称で表現されてきました。
元号は日本の足跡そのものであり、元号の意義を考えることは日本人のアイデンティティを見つめ直すことにもつながるはずです。

おりしも今年度は、春日井高校同窓会が55周年を迎えます。
春日井高校同窓会では、春日井高校のアイデンティティを見つめなおし、同窓生みなさんで新しい時代にふさわしい春日井高校同窓会のシステムづくりと各学年同窓会との連絡ネットワークの構築を推進させていきます。
5Gの到来は、通信テクノロジーとAIを活用したネットシステム等の生活環境にイノベーションをもたらします。
また、キャッシュレスに代表される金融、通貨、保険などのフィンテック活用の新しい時代は、そこまでやってきています。

春日井高校同窓会では「文武両道」を教育理念とした春日井高校の伝統と歴史を守り、その礎を新しい時代に向かって同窓生のみなさまと一緒に創り上げていきたいと考えます。

同窓生のみなさまのご賛同とご協力を心からお願いして令和元年お祝いのご挨拶とさせていただきます。

(令和元年5月1日 更新)